【面接対策】絶対に押さえるべきは、企業の採用背景だ。

面接対策

転職活動を進めるうえで最も大切なこと、それは企業の採用背景を押さえることです。

面接に向けて企業情報の収集や業界研究、転職理由や志望動機、面接でよく聞かれる質問集を買って回答を事前に考えて武装するなど、色々な対策をしますよね。

もちろんそのような面接対策も非常に重要なのですが、特に中途採用の面接においては採用背景を知らずに面接に臨むことは、絶対に避けるべきです。

なぜ転職活動において、企業の採用背景を知ることがそれほどまでに重要なことなのか、そのあたりを解説していきます。

まず大前提として中途採用と新卒採用では、採用に対する企業側の考え方が全く異なります。

多くの企業では新卒は総合職採用、つまりポテンシャルで人を採用してから適性を見て職種や勤務地を決定する。採用する段階ではどこに配属させるかが細かく決まっていない場合が多いのです。

一方で中途採用の場合は配属先や職種、任せたい業務内容が決まっていることが多いです。つまり何故その人を採用したいか、どのような経験やスキルを持った人が欲しいか、ということが明確に決まっていることがほどんどです。

よって、新卒採用ではポテンシャルがあることがしっかりとアピールできれば良いのですが、中途採用では採用背景に照らし合わせて、要件に合致した人材であることのアピールが必要なのです。

企業の採用背景を知らずに自分が実力があることを必死にアピールしても、企業側のニーズに合致しなければそのアピールは全くの無駄になってしまいますし、むしろそのアピールがマイナスに働いてしまうことさえあります。

たとえて言うならば、子供の送り迎えのためにそろそろ車が欲しいという35歳年収450万円の一般サラリーマンに対して、必死に一台1,000万円のスポーツカーを売り込んでいる営業マンのようなものですね。たしかにスポーツカーは一つ一つの機能だけを見れば、軽自動車よりはるかに良いものかもしれませんが、そのサラリーマンにとってスポーツカーに搭載されるような最新機能が必要かどうかはまた別の話ですよね。

良いものかどうか、と欲しいかどうかは別物なのです。もちろんタダで手に入るなら欲しいとなるかもしれませんが、車の購入も人の採用もそれ相応のコストがかかります。ですので安易に良いものだから、という考えで採用する判断にはならないのです。

ですので、きちんと企業の採用背景を理解し、なぜ人に困っていてどのような人を採用したいのか、そこを理解したうえで、自分の経験やスキルのどの部分がニーズにマッチするのかを適切にアピールすべきです。

優秀な営業経験者が欲しいと一言に言っても、企業の採用背景によって新規開拓やマーケット開拓営業が得意な人が良いのか、顧客との長期関係性構築営業が得意な人が良いのか、有形か無形か、前課金か後課金型の営業経験者か、などニーズが異なります。同じ営業経験でもアピールすべきポイントが変わってくるので、きちんと採用背景と企業側のニーズを把握しておくことが非常に重要なのです。

面接では、御社は〇〇を実現したいが▲▲の経験を持つ人がいなくて困っていると聞いた、私は現職で▲▲の経験もたくさんしてきたし、もっと言えば★★のような経験もしている。★★の経験があれば○○が実現できるだけでなく、もっと先の面白いこともできるかもしれない、だから私を採用してほしい。というようなことがアピールできれば完璧ですね。

面接も商取引なので相手のニーズを適切に把握し、こちらの商品(自身の経験やスキル、人脈など)をうまく売り込んでいく必要があります。その際に注意すべきことは、物売り営業にならないよう、商品を使うと相手は何が実現できるのか、どんな課題解決ができるのかをきちんとアピールする、ということです。

最後に、採用背景を知るためにはエージェントに聞くのが一番だと思います。求人票に記載があったりもしますが、やはり文字としての情報だけでなく、その行間にあるニュアンスなども含めてエージェントでは企業から生々しい情報を仕入れていることが多いので、そのあたりはエージェントをうまく活用しながら転職活動を進めた方が効率的と言えるでしょう。

また採用背景をきちんと生々しい情報として語れるエージェントかどうか、そのあたりは沢山ある転職エージェントから良いエージェントを選ぶ一つのヒントになるかもしれませんね。

転職活動は時間にある学生時代の就職活動とは違い、限られた時間で最大の収穫を得る必要がありますので、要点を押さえながら効率よく進めることが大切です。

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